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あかし相続相談所 (カノシー行政書士事務所)

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2015/8/24 相続人は決まっている?

先日の記事に関して
このような問合せがありました。



「相続人というのは
法律で決まっているのでしょうか?」



というご質問です。



ご質問頂きありがとうございます。



・遺言書に記載されている相続を受ける人
・遺産分割協議書に記載される相続を受ける人


でわけて見て行きましょう。



●遺言書に記載されている相続を受ける人
→法律通りにする必要はありません。


あなたの気持ちを遺言書に残してください。
それが一番たいせつなことです。




●遺産分割協議書に記載される相続を受ける人
→法律に記載されている相続人を確定させてください。
それらの人達を「法定相続人」といいます。
その法定相続人のなかで、配分を決めていくことができます


例外として、
「遺言書で包括遺贈を受けた人」も含まれるます。



では、包括遺贈とはどういうものでしょうか?



★包括遺贈
→遺言書で「財産の2分の1を相続させる」など、
相続する内容が具体的でないものをいいます。



余談ですが、
相続する内容が具体的なものを
「特定遺贈」といいます。


「A銀行B支店の預金の全てを長男Cに相続させる」のように
「特定の何か」を遺贈するように具体的に指示されているものをいいます。



さて、この包括遺贈を遺言書で受けた場合、
何をどれくらい受け取るのか不明確です。




そこで、相続人全員による「遺産分割協議」によって
内容を具体的に決めていきます。




このとき、
包括遺贈を受けた人が「法定相続人以外の人」だったとき
遺産分割協議に参加できないと困ります。




そこで、民法は
包括遺贈を受けた人は、例外として
遺産分割協議に参加することができると
したのです。




最後に「相続をうける人」の名称をまとめてみてみましょう。



・遺言書で指定されている人
→ 受遺者

・法律で順位などが決まっている人
→ 法定相続人

・遺産分割協議書に参加できる人
→ 法定相続人(包括遺贈を受けた「受遺者」を含む)


*一般に「相続人」というのは「法定相続人」のことを指しています。