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あかし相続相談所 (カノシー行政書士事務所)

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2015/9/20 先妻の子には、法定相続分がない!

民法の法定相続では
「自分の子ども」であれば
相続分が発生します。




ある4人家族のケースでご紹介しましょう。




・夫
・妻
・長男
・長女



という家族構成で、
夫が亡くなった場合。



・妻
・長男
・長女



に法定相続が発生します。




ここで別のケースをご紹介します。
家族構成は先ほどと同じ4人家族です。



・夫
・妻
・長男
・長女



違いは、妻が再婚相手ということです。
また子ども長男は先妻の子である場合。



つまり


・夫
・後妻
・長男(前妻の子)
・長女(後妻の子)


というケースです。



後妻の方は、長男が前妻の子でありましたが
我が子のようにかわいがっていました。



しかし、夫が交通事故で亡くなってしまいました。



夫は遺言書を残しており、
3人に財産が行き渡るように指示していました。



その後、後妻の方も亡くなってしまいました。



しかし、遺言書を残していなかったので
法定相続通りに遺産分割することになりました。



ここで、子は2人なので


・長男 → 1/2
・長女 → 1/2


という割合になると思われたのですが、
長男には法定相続は発生しないと言われてしまいました。


つまり、


・長男 → 法定相続分なし
・長女 → 全額相続


という分割です。



なぜ、折半ではないのでしょうか?



これは
「後妻の方」と「長男」に
直接の血縁関係が無いためです。




そこで、長女は長男に「折半にしよう」と提案をしますが、
もし長女から長男に贈与したとなると
高額な「贈与税」が発生してしまうのです。




この問題を回避するには
2つの方法があります。




1.後妻の方が、長男と養子縁組を行う
2.後妻の方が、遺言書を残す




このいずれかの対策で
トラブルを回避することができます。



離婚、再婚歴がある方は注意をしてください。