相談内容
そこで、相続税申告を進めながら遺産分割協議書の作成を行い、分割協議内容に沿った遺産整理業務も行いました。
遺産整理業務においては、銀行、信用金庫、農協に赴き、一旦、遺産整理業務用の口座に預金を入金し、すべての整理業務処理が終わった段階で分割協議に沿って相続人の口座に預金を振り込みました。また、生命保険及び生命保険に係る権利についても農協に赴き、相続発生時に受取人の指定がある契約については指定された受取人名義に変更し、指定のないものについては分割協議に基づき名義変更を行いました。
不動産の中には収益物件がありましたが、同物件には多額の残債が残っており、若い相続人では管理ができないとのことから不動産を売却しましたので、売却に伴う譲渡所得と相続発生から売却時までの不動産所得の申告を行いました。
本件業務は、業務引き受けから終了するまで足掛け3年に渡る長い時間を要しましたが、相続人の協力を得られることができ無事処理を済ませることができました。








