相談事例

• • 成年後見/
  • 遺言書

  身寄りのない女性の終活をサポートした事例

  相談内容

  ご両親も亡くなり、近い親戚もおらず、一人で暮らしていた女性。骨折してしまい、歩行が難しくなったところで、ご自分の将来について準備をしておきたいとご相談。今は気力も判断能力もあるが、将来それらが低下してきた場合の対策、また、ご自分が亡くなった際の葬儀などを考えておきたい、というご相談だった。

  解決

  ご両親も亡くなり、近い親戚もおらず、一人で暮らしていた女性。骨折してしまい、歩行が難しくなったところで、ご自分の将来について準備をしておきたいとご相談。今は気力も判断能力もあるが、将来それらが低下してきた場合の対策、また、ご自分が亡くなった際の葬儀などを考えておきたい、というご相談だった。

  ポイント

  相談者には法律上推定される相続人がいないため、何もしなければ、誰が支援してくれることになるのか分からない。何かあったときに顔の見える信頼できる方に支援してもらえるよう、必要な契約を整えた。また、貯めてきた財産は相続人がいなければ国庫に入ってしまうため、社会の役に立って欲しいとの願いから、公益団体へ寄附する内容の遺言書を作成した。
• • 遺言書

  兄弟間を公平な相続にするための遺言書作成を支援した事例

  相談内容

  お母様が施設に入居したのを機に、長男と二男がそれぞれ受けている生前贈与も踏まえて、公平に相続できるように、お母様の遺言書を作りたいというご相談。兄弟それぞれでもらったものや金額などが異なり、自宅不動産の価値も踏まえて公平に分けたいというお考えだった。

  解決

  お母様が施設に入居したのを機に、長男と二男がそれぞれ受けている生前贈与も踏まえて、公平に相続できるように、お母様の遺言書を作りたいというご相談。兄弟それぞれでもらったものや金額などが異なり、自宅不動産の価値も踏まえて公平に分けたいというお考えだった。

  ポイント

  遺言者ご本人と推定相続人となる兄弟お二人にも遺言内容を確認してもらい、全員納得のうえで作成を進めた。ご家族がコミュニケーションを円滑に取れており、全員に認識の違いなどもなかったため、スムーズに作成ができた。なお、遺言執行者に長男様を指定した。
• • 相続全般/
  • 遺産分割

  相続税申告が必要だった方の相続手続きの支援事例

  相談内容

  お母様が亡くなり、その相続手続きについてのご相談。公正証書の遺言書が見つかったが、ご相談者様のご家族の事情もあって、ご相談者様が全部相続する内容で遺産分割協議をすることに。財産は土地と預貯金などで総額が相続税の基礎控除額（相続人2名）を超えたため、税理士に確認の上、相続税の申告をすることとなった。

  解決

  お母様が亡くなり、その相続手続きについてのご相談。公正証書の遺言書が見つかったが、ご相談者様のご家族の事情もあって、ご相談者様が全部相続する内容で遺産分割協議をすることに。財産は土地と預貯金などで総額が相続税の基礎控除額（相続人2名）を超えたため、税理士に確認の上、相続税の申告をすることとなった。

  ポイント

  相続税の申告期限があったため、すべての手続きを順序よく進めていき、6ヶ月程度で完了した。相続人同士に意見の対立もなく、委任状等もスムーズにいただけたので、問題なく進めることができた。なお、遺言書があっても、相続人全員の合意があれば遺言書と異なる内容で遺産分割協議をすることができます。
• • 相続全般/
  • 遺産分割

  叔母の相続人を調べたいが、人数が多くて途方に暮れていた事例

  相談内容

  亡くなった叔母は父親から認知されていたが、実の兄弟姉妹のほかに、父方の異母兄弟もたくさんいるようだ。ひとまず取れる範囲で戸籍を取ったら、異母兄弟が何人もいることがわかり、どのように調査をしたらよいか分からない。

  解決

  亡くなった叔母は父親から認知されていたが、実の兄弟姉妹のほかに、父方の異母兄弟もたくさんいるようだ。ひとまず取れる範囲で戸籍を取ったら、異母兄弟が何人もいることがわかり、どのように調査をしたらよいか分からない。

  ポイント

  兄弟姉妹が多く、そのほとんどは遠方に本籍地があったため、戸籍の調査にはどうしても時間がかかった。叔母より先に亡くなった甥姪については、さらにその子らには相続権はないため、調査範囲は甥姪までで済んだ。ご相談者様には適宜、調査の進捗具合を報告し、調査の規模感や人数、完了までの見通しなどをご説明した。