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複雑な家族関係に向き合った長男の相続体験談【お客様インタビュー】

「いい相続(姉妹サイト:e行政書士、e税理士等を含む)」をご利用いただいた方へのインタビュー。
相続税申告を依頼できる専門家を探していたご相談者様(大阪府/60代男性)。
どのようなお困りごとがあったのかをお話しいただきました。
遺産の分け方は「父の意思が書かれたメモ」通りに
―お父様が亡くなられて、どんなことでお困りでご連絡をいただいたのでしょうか。
はい。うちはきょうだいが3人いまして、上から僕、妹が2人なんですけど、末っ子は「母親が違う」妹なんです。いわゆる腹違いですね。
そういう関係性があるものですから、父親が亡くなる1年くらい前から、相続についてなんとなく話をし始めてはいました。父が遺言書らしきものは作ってはいたんですけど、ちゃんとした書式のものではなかったので、「これをきちんとした形にしたい」と思っていたのですが、その前に亡くなりました。
―妹さんはお母様が違うごきょうだいとのことですが、お母様方はどんなご状況だったのでしょう。
母親たちは全員、生きてはいるんです。うちの実の母も、妹の母も。ただ、みんな離婚していて、最終的には父親ひとり暮らしの状態でした。なので、相続するのは子ども3人だけという状況でしたね。
―生前、お父様と相続の話をされたときのことを、もう少し教えていただけますか。
以前、父が脳梗塞で倒れたことがあって、そのとき一時的に僕が財産の管理をしていたんですけど、なんとか回復したので、その後はまた父に返しました。父は株式をけっこう持ってまして、財産の中心は株でした。なので、僕の方から、「生前贈与とか、保険を使った方がいいんちゃうか」と何度か話したことはあります。でも父は、そういう節税対策をするというのは“嫌”だったみたいで。
ただ、一年前くらいに僕と妹の3人で話しているときに、「そろそろちゃんとせなあかんよな」ということで、最初はその証券会社の相続サービスを使う方向で話が進んでいたんです。そこが「相続対策も含めていろいろやってくれる」という話で、ある程度まで書類も作ったんですけど、最後に提示された報酬がかなり高かったらしくて。それで父が「やめる」と言い出してしまって、中途半端な状態のまま止まってしまったんです。
そのときに、誰にどれくらい分けるかということだけは決めてあったので、ちゃんとした遺言書ではないけれども、「父の意思が書かれたメモ」みたいなものとして残っていました。
―「公正証書遺言」などの正式な遺言ではなかったけれども、どう分けたいかは文書として残っていた、ということですね。
そうですね、文書自体は残っていました。だから僕としては、「せっかく父が残してくれたこの内容を、できる限り尊重したい」という気持ちがあって。で、このまま手続きするにしても、素人の自分だけで動くより、どこか専門家に間に入ってもらった方がええやろうなと思って、相談先を探し始めた感じです。
―私ども「いい相続」を知っていただいたきっかけは、インターネットでしたか。
はい、ネットです。
―ほかのサイトにも問い合わせたりはされましたか。
いや、「いい相続」さんだけですね。実はもっと前に、一度父が「相続のことを何とかしよう」と思ったタイミングがあって、そのときは僕もよく調べずに、適当に飛び込みで小さな事務所に行ったことがあるんです。 そこは個人経営の、ほんとにこぢんまりしたところで。
それと比べると、「いい相続」さんのサイトはちゃんとした大きなところが運営している印象があって、「ここやったら大丈夫そうやな」と思って連絡しました。
―ご連絡いただいたあと、こちらからご紹介したのが、樫木秀俊税理士事務所でした。
税理士さんは、すごくやる気のある方で、うちまで何度も来てくれて。人懐っこい雰囲気の先生で、「この人になら任せられるな」という印象でしたね。
―相続税申告は、相続手続きの中でも特に皆さんが神経を使う部分だと思います。専門家との相性も大事です。
僕としては、「もう全部お任せしよう」と思っていたんですけど、妹たちがそれぞれ事情を抱えていて、そこに気を遣う部分は大きかったです。
―気を遣う部分とは。
株式は子どもたちで平等に分ける、不動産と預貯金は全部僕に、という父の遺志だったんです。父の面倒を、倒れてから亡くなるまで、ほぼ僕ひとりで見ていたので、その意味もあったんだと思います。妹も、その点については特に何も言わず、「それでいい」と納得してくれてはいましたが。その代わりといったら変ですけど、相続についての費用は全部、僕が払うことにしたり、そういった部分です。
―証券会社の相続サービスと比較して費用感はいかがでしたか。
「あ、こんなに違うんや」と思いましたね、登記は別に司法書士にお願いしたんですけど、税理士さん分と合わせてもトータルで50万円は安く済んだと思います。
遺産のほかに縁も残してくれた父の相続
―お父様が亡くなられてから、相続税申告のこと以外にも、いろいろなお手続きがあったと思います。そのあたりはいかがでしたか。
もう、やれやれ、ですよ(笑)。一言で言うと、それです。
父が倒れてから亡くなるまで、家の掃除、片付け、施設への入居手続き、退去手続き、亡くなってからは年金・保険・携帯電話・公共料金の解約、全部、僕ひとりでやりました。それと比べると、正直、専門家とのやり取りの方がまだ楽やったくらいです。
―相続手続きは本当に多岐に渡ります。
忙しい中で、今までほとんど付き合いのなかった腹違いの妹と、ちゃんと向き合って話をするようになったのは、大きかったです。もし相続がなかったら、一生ほとんど関わらずに終わってたかもしれません。
おかげさまで、妹とも仲良くなれたし、これはこれで良かったかな、と今は思っています。お金以外にも、“縁”という遺産を残してもらえたのかな、と。
―これから相続手続きをされる方へアドバイスをいただけますか。
「分からんことを自分だけで抱えて、あれこれ考えて悩むくらいやったら、最初から経験のある専門家に任せた方が絶対にいい」って言いますね。
特に今回みたいに、きょうだいの事情が複雑だったりすると、素人だけでまとめるのは無理やと思います。自分たちだけで何とかしようとせず、信頼できそうなところを一つ選んで、まず相談してみる。それが一番やなと思います。
―ありがとうございました。
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