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母の相続で学んだ、信頼できる専門家の見極め方【お客様インタビュー】

「いい相続(姉妹サイト:e行政書士、e税理士等を含む)」をご利用いただいた方へのインタビュー。
相続税申告を依頼できる専門家を探していたご相談者様(兵庫県/60代男性)。
どのようなお困りごとがあったのかをお話しいただきました。
明朗会計してくれる税理士を探していた
―どなたがお亡くなりになりましたか。
母です。
―相続人はどなたでしょう。
子ども3名です。私は長男で、あとは次男と三男。男3人兄弟です。
―皆さまお母さまと同居でしたか。
長男の私だけ家を出ていたので、弟2人は母と同居していました。
―お父さまは?
随分前に亡くなっています。当時の相続は母に任せていて、私たちは手続きの中身は分からないままでした。だから今回が初めてです。
―今回、ご相談くださった経緯を教えてください。
最初は自治体の司法書士相談に行きました。そこで、まず司法書士さんと話したんですけど、相続税の心配があるっていうことがわかりました。それでその司法書士の紹介の税理士と面談したのですが、費用を聞くと、手数料が成功報酬の「1%と少し・・・」だと言うのですが、1%以下の、その小数点がはっきりしない。申告期限までそんなに時間的な余裕がないので、少し高くなるかもしれないということも言われました。仕方ないのでこちらから「1.7%くらいですか?」と具体的に聞くと、「いや、そんなには取らない」とは言うもののはっきりとした数字は濁されて結局不明瞭のまま。2時間相談したんですが、初回30分無料の後は30分5,000円だそうで、15,000円を支払いました。期限も迫る中で、こんな風な対応をされるとちょっとな…と。それで、いい相続をネットで見つけたいうことです。
―ご紹介したのは税理士法人みらい経営でした。
明朗会計でよかったです。「うちは1%でやります」と即答。見積りもその場で示してくれて、信頼できると感じました。何より「絶対に10か月に間に合わせます。」という言葉に覚悟があった。「追い込み期だとパーセンテージが上がる」なんて話もなく、困っている人の足元は見ないという姿勢も伝わってきました。
プロの目で「指摘されやすいポイント」を先回り
―ご兄弟の協力体制はいかがでしたか。
協力的ではあるものの、お金のことはデリケートな部分です。生前に母からどのくらい貰ったかと言う部分で、弟達は自分の財産をさらけ出したくない気持ちがあって、最初は情報が出てこない。弟たちは自分で行動していないから、真剣味が伝わりづらい。そこで私は「あとから財産が見つかれば追徴課税などのペナルティがある」「期限に遅れると延滞税がかかる」「小規模宅地等の特例などは時期や要件を外すと使えない(節税ができなくなる)」といつもの3倍の熱量で説得しました。時間はかかったけれど、じわじわと必要情報が出そろっていった感じです。
―財産の全体像は当初からイメージできていましたか。
無くなる前、母は施設に入ったり入院したりということが続いたので、その間の費用管理は私が担当していました。だから自分が管理していた分を3等分くらいにすればいいのかな考えていたのですが、調べると名義預金(子ども名義の預金)が出てきて一変しました。
税理士さんに「そういう贈与はなかったか」とチェックされてわかったんですけど。名義預金は税務署に見つかると本当に厄介だそうです。あの時点で出てきて本当によかったと思います。
私自身も相続時精算課税を使って母から贈与を受けていたので、その書類を家じゅう探して見つけました。これが無ければ、訂正が必要になったかもしれない。プロの目で「指摘されやすいポイント」を先回りしてくれたのは助かりました。
―ところで、不動産は自治体の司法書士へ依頼されたのでしょうか。
いえ、結局、相続登記は自分でやりました。
―難しくはありませんでしたか。
自治体の相談でも「自分でもできますよ」と言われてましたし、依頼した税理士さんからも「やってみれば」と背中を押されました。期限があるということもアドバイスをもらいました。私は過去に抵当権の抹消登記で法務局へ行った経験があり、あの独特の“堅さ”も知っていたので、一度は門前で突っぱねられても想定内でした。30分の相談を予約して必要書類をきっちり揃え直し、無事に受理されました。
―最終的な名義は同居されていた相続人へ?
弟2人にしました。私は母の生前に自宅取得の援助を受けており、母からも「実家は弟たちへ」と言われていたので。
―あらためて、税理士選びでどんな感想をお持ちですか。
もっと早く動くべきでした。最初に当たった先で不明瞭な成功報酬や後出しの相談料があったので、「相続ってそういうもの?」と疑心暗鬼になりかけました。でも、明瞭な料金と期限への責任感を持つ先生に会えて、腹が決まった感じでしたね。「間に合わせます」と言い切ってくれた一言に、救われた気がします。今振り返ると、「母が良い縁を運んでくれた」と思えるくらい、喋りやすく、正義感のある方でした。
―10か月の申告期限を走り切って、今の気持ちは。
安心しました。第三者が入ることで弟たちの納得感が上がり、進行が早くなるのも実感しています。自力でやる場面と、プロに任せる場面の線引きが、結局は全員のためになる。今回、私は相続登記は自力で、相続税申告はプロと役割分担できたのが良かった。これから相続を迎える人には、「期限から逆算して、早めに、明瞭な見積りと姿勢のはっきりした専門家を選ぶこと」を伝えたいです。名義預金や過去の贈与、特例を使える条件など相続税申告の重要なポイントをズバッと指摘してくれる明朗・迅速・説明の3点を備えている税理士を選ぶことが大事だと思いました。
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