突然の父の死。分かってはいても進んでいなかった相続税対策【お客様インタビュー】更新日: 2025年12月2日

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お客様インタビュー【お客様の声】

「いい相続（姉妹サイト：e行政書士、e税理士等を含む）」をご利用いただいた方へのインタビュー。

相続税申告を依頼できる専門家を探していたご相談者様（埼玉県/50代男性）。

どのようなお困りごとがあったのかをお話しいただきました。

税理士との意外な接点が相続セミナーだった

―どなたの相続についてご相談いただいたのでしょうか。

父が亡くなりまして、その相続のことで相談させてもらいました。

―お父様はいつお亡くなりになったのでしょうか。

今年の夏でしたね。突然でした。私は毎週末、土曜日か日曜日どちらかは実家に様子を見に行ってたのです。金曜日に明日行くと伝えるために電話したんですが、まったく繋がらない。おかしいと思ってかけつけたら、自宅で倒れていました。警察も来て状況確認があり、事件性はないということでした。

―日頃はお元気だった？

そうですね・・・、元気は元気でしたけど、以前、胃がんの手術をして胃は全摘しています。そのせいで食も細くなり、かなり痩せてしまっていました。それでも身の回りのことは自分でできるし、頭もしゃっきりしていました。体力だけが心配という感じでした。

―相続の準備はされていたのでしょうか。

父が癌になった後、数年前ですが、今後のことを考えて地元の金融機関の相続セミナーに申し込みました。抽選に当たって話を聞いた後は個別相談も受けました。母の相続を先に経験していたので手続きの流れは何となくわかっていたのですが、父の場合は、株式なんかを整理しておきたいと思っていました。結局はそれだけで準備はストップしてしまっていました。

―では、今回はそちらに相続手続きの相談はされたのですか？

いえ。葬儀した会社を通じて知ったところに最初は相談しました。父は葬式を盛大にしないでくれ、という人だったので、よくCMで流れているコンパクトにお葬式をしてくれる会社にお願いしたのですが、その葬儀社さんから配られた相続手続きの案内パンフレットの先に連絡してみました。実際に会ってみて見積りも出してもらったんですが、費用の出し方が曖昧でピンと来なかったのと、ちょっと高額に感じたんですね。それで、相見積もりが必要だと思いましたので、スマホで検索していい相続を見つけて連絡したわけです。

鎌倉新書の「いい相続」で安心

―いい相続の印象はいかがでしたか。

スマホで見つけて、すぐに問い合わせしました。印象と言っても、正直、細かいことは覚えていませんが、どんな会社がやっているのかは調べました。「鎌倉新書という上場した会社が経営してて、こういう終活まわりのことをやっていて母体がしっかりしている」という安心感も大きかったです。

―サンシャイン税理士事務所をご紹介しました。

サンシャイン税理士事務所の住田先生は、必要書類、作業手順、スケジュールをセットで提示してくれて明確。見積の根拠を分かりやすく示してくれました。それと、私が以前に行った新聞社主催の相続セミナーで講師をされたこともあるそうなんですね。それも親近感と安心の要素になりました。

―費用感の違いは大きかった。

大きかったです。最初のところは「あとはやっていくうちに加算」という説明だったので、どこまで膨らむのか読めない。住田先生は、相続税の報酬は「この規模なら概ねこの範囲」と即答してくれたので、その場で契約のイメージが持てましたね。あと、実績が豊富というのもポイントでした。

―相続税申告を経験されたご感想は？

母の相続のときは母名義の財産がそんなになかったので相続税もかからず、手続きも比較的簡単でした。実家の資産はほぼ父名義だったので、順番が逆（父→母）だったら、一次相続で配偶者が受けてから二次で子どもへ・・・とすれば、税務的に有利な展開もあり得たのかな、と今は思います。もちろん順番は選べませんし、「相続のお金の面だけを見たら」という話ですが。

そんな中でも活用できる控除の特例なんかをつかってもらって。生命保険の非課税枠（法定相続人×500万円）の効果は大きいと実感しました。弟と私で割り振りを検討し、課税のかかり方を先生と試算して。結果として思っていたよりも低い納税額で済みました。

―相続税申告される方へアドバイスをお願いします。

生前のうちに「一覧を作る」、相続に詳しい専門家へ早めに相談する、これに尽きると思います。費用が明確か、いつまでになにをするのかなどのスケジュール、例外なことがあったときの対応の広さ・・・この三つがそろっていれば、良い先生だと思います。