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「自分は関係ないと思っていた」相続登記の義務化。10年越しの遺産分割を開始【お客様インタビュー】

「いい相続(姉妹サイト:e行政書士、e税理士等を含む)」をご利用いただいた方へのインタビュー。
10年前の相続手続きを再開したご相談者様(静岡県/60代男性)。
どのようなお困りごとがあったのかをお話しいただきました。
10年越しの決断の理由は「相続登記の義務化」
──今回はご協力ありがとうございます。まず、いい相続にご相談いただくことになった経緯について教えていただけますか。
義理の父が亡くなったのが、もう10年くらい前のことなんです。でもずっと何も手をつけられずにいたんです。それでです。
──随分と時間が経っていますね。
妻の実家のことなので、私が口出すことでもなかったので見て見ぬふりをしていたのですが。たまたま役所に行ったときに、ふとテレビで相続登記の義務化されたというのをやっていたのを思い出したんです。念のためと思って聞いてみたら、うちも数年後には罰金の対象になるって言われました。それで、あわてて・・・という感じでしたね。もうやるしかないと。
── 相続人はどなただったのでしょうか。
妻と義母と義姉です。
── 話合いはなかなか進まなかった理由は・・・?。
実家の持ち分なんですが、私が半分出していたので、のこり半分が義父の名義だったんですね。あと、別荘があったのですが、これは、義父母の名義でした。全部が義父の名義だったらちゃんと動いたんでしょうけど、どちらも半分は他の人が持ってたのでそんなに急ぐことでもないと思っていたんですね。
ただ、この別荘が問題で、ずっと放置してたので、別荘の状態はひどいものでした。電線に草木が絡まって、倒木もしてた。仕方ないので、私が行って伐採したりしましたけど、それでは終わらなくて、今は業者にも頼んで整備してます。
── この10年間、別荘のことは話題には出ていた?
義姉と義母だけで話していたようで、妻は何も。この10年間、高い管理費を払い続けてきたのももったいなかったですね。私も遠慮しないで口出しすればよかったと後悔しています。
遺産分割の話し合いを再開
── 話し合いはどのように進んだのでしょうか。
実家も、別荘も妻が義父の持分をそのまま受け継ぐことで話しがつきました。
── 手放すことは考えられましたか?
別荘の処分の話も、最初は考えてたらしいです。義父が亡くなった当時は「40万円払えば引き取る」って言われてたそうです。それを義姉が渋って、結局話が流れたそうで、今では場所が不便すぎて、引き取り手がなくて「建物解体して更地にしたら引き取る」と言われる始末です。放置した結果、逆にお金がかかることになってしまいました。妻とも相談して、国に寄付(国庫帰属)できないかも検討しています。資料として境界線の明確な図面が必要で、それが見当たらないんです。もし測量し直すとなれば、また費用がかかってしまうっていう状態です。
専門家に依頼しようと思った理由
── いい相続はインターネットで探していただいたのですか?
はい。そんなこんなで、随分と余計な出費が続いてるので、少しでも節約したかったんです。それで、私が自分でやろうとしたんですが、もう10年も前の相続の話で、実家と別荘両方で、義父の出生地の戸籍集めから、固定資産税の証明書の準備とか…、想像以上にやることが多くて断念しました。
最初はネットで資料送る方式のところに相談したんですけど、やっぱり顔を合わせて相談したくて。それでいい相続さんに近くの専門家を紹介して欲しいと相談したんです。
── 見機和人行政書士事務所をご紹介しました。
本当にお世話になりました。必要な資料が古くて使えるのか分からなくてもこれは必要、これは必要ないとか分けてくれて、こういう資料が必要とかアドバイスももらって。対面で仕分けしてもらったのが良かったです。ラインを使って相談できたのもとても良かったですよ。
──これから相続手続きをする方へのメッセージをいただけるでしょうか。
とにかく、自分の経験から言うと「早めに専門家に頼んだ方がいい」。自分でやってたら、時間も体力も消耗するばかりです。費用はかかっても、専門家に助けてもらえば、結果的に早く確実に進められる。それを本当に実感しました。
──ありがとうございました。
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