葬儀の後にやること｜4コマでわかる！ゆる相続【第2話】
本記事の内容は、原則、記事執筆日（2021年3月30日）時点の法令・制度等に基づき作成されています。最新の法令等につきましては、弁護士や司法書士、行政書士、税理士などの専門家等にご確認ください。なお、万が一記事により損害が生じた場合、弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
葬儀後、すぐにおこなうべき手続きは下記の4つです。故人の状況に合わせ、速やかに対応しておきましょう。
- 死亡退職届の提出
故人が在職中に亡くなった場合は、なるべく早くその事実を故人の職場に報告し、死亡退職届を提出しましょう。雇用保険被保険者資格喪失届、健康保険・厚生年金被保険者資格喪失届の提出については、勤務先の方で対応します。 - 健康保険被保険者証の返却
健康保険証は死亡日の翌日から無効になります。故人の勤務先に健康保険証（故人のもの、および扶養家族分）を返却しましょう。 - 世帯主変更届を提出する
世帯主だった人が亡くなった場合は、新しい世帯主を報告するため世帯主変更届が必要となります。死亡から14日以内に故人の住所の市区町村役場に提出してください。 - その他
上記以外にも、携帯電話やウェブサービス等の解約・名義変更、年金受給権者死亡届（報告書）の提出、クレジットカードの解約、運転免許証やパスポートなどの身分証明書の返納や、公共料金の解約・名義変更、住民税等の請求先の変更などを必要に応じておこないましょう。
「4コマでわかる！ゆる相続」とは
主人公の配子（ハイコ）さんとともに、相続手続きの一連の流れを4コマ形式で学べるコーナーです。相続に悩む人々の前に現れ、手助けをしてくれる「いい相続はかせ」とはかせの相棒のゆるキャットが、相続に必要な知識をゆるくやさしくやわらかく解説します。
1話目はこちら↓
ご希望の地域の専門家を探す
ご相談される方のお住いの地域、遠く離れたご実家の近くなど、ご希望に応じてお選びください。
人気記事ランキング
-
1
相続登記の費用相場は？司法書士報酬、必要書類の金額、登録免許税の計算と自分でやる場合の概算【司法書士監修】 -
2
死亡した人の戸籍謄本（戸籍全部事項証明書）の取り方、出生から死亡までのすべてを取り寄せる方法【行政書士監修】 -
3
【死亡届の基礎知識】死亡診断書はコピーが必要？提出期限や再発行のしかたまで徹底解説【行政書士監修】 -
4
そもそも、被相続人の「被」って何ですか？ -
5
国税庁の遺産分割協議書のひな形は国税庁ホームページでダウンロードできる -
6
生前贈与とは？失敗しないための基礎知識をわかりやすく解説【行政書士監修】 -
7
相続手続きや相続税の悩みは「いい相続」専門家との無料相談の流れ・1分診断のご紹介 -
8
名義預金をリセットしたい！戻す方法や使ってしまったときの問題点を解説 -
9
【保存版】相続の手続きに必要な書類まとめ｜手続き別の必要書類と取得方法
