松井証券の相続手続き｜故人の口座の名義変更や解約、残高証明書の発行更新日: 2023年12月26日

記事についての注意事項

本記事の内容は、原則、記事執筆日（2023年5月22日）時点の法令・制度等に基づき作成されています。最新の法令等につきましては、弁護士や司法書士、行政書士、税理士などの専門家等にご確認ください。なお、万が一記事により損害が生じた場合、弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

相続手続き

相続において亡くなった家族が証券口座をもっていた場合、普通預金と同様に相続手続きが必要です。

松井証券における手続きは、おおむね以下のような流れですすみます。

死亡届を役所に提出
通帳、キャッシュカードを確認
口座名義人が亡くなったことを銀行に連絡
必要書類の提出
払戻し（解約等）

この記事では、松井証券の故人の口座の名義変更や解約などの相続手続きについて説明していきます。

松井証券の預金の相続手続き方法
松井証券の残高証明書の発行方法
松井証券の概要
この記事のポイントとまとめ
いろいろな証券会社の相続手続き

松井証券の預金の相続手続き方法

故人（被相続人）が証券口座をもっていた場合、相続人は被相続人と同じ証券口座を作ることになります。そして被相続人の株式や投資信託を移管します。

松井証券の相続手続きの流れについては、以下のとおりです。

ステップ１　松井証券へ連絡

まずは相続が発生したことを松井証券に伝える必要があります。代表相続人が松井証券顧客サポートへ電話してください。顧客サポートは平日8時30分から17時まで営業しています。

ステップ２　相続手続き依頼書の準備

松井証券に連絡すると、代表相続人宛に相続人確定のため相続手続き書類が送られてきます。送られてくるのは相続手続き依頼書、帳票発行申請書（相続専用）、松井証券口座申込書類などです。

ステップ３　代表相続人に書類が返送

代表相続人が送付した相続手続き依頼書を松井証券が受理すると被相続人の残高明細や、財産移管のために必要な書類が送られてきます。

ステップ４　必要書類の送付

必要な書類一覧が同封されているため、間違えないよう書類をそろえましょう。

相続のパターンなどによって必要書類は異なりますが、主に必要となる書類は以下のとおりです。

戸籍全部事項証明書（戸籍謄本）
印鑑登録証明書
印鑑登録証明書の実印

松井証券から届く書類

相続手続き依頼書
帳票発行申請書（相続専用）
松井証券口座申込書類
相続関係届出書
口座振替申請書
相続上場株式等移管依頼書
口座解約依頼書
代理人届出書

ステップ３　必要書類の提出

必要書類が揃ったら郵送で提出します。記入漏れや書類の不備がないか、きちんと確認しておきましょう。

ステップ４　移管手続き完了

必要書類の提出後、松井証券が内容や書類を確認します。その後、故人の口座の資産を相続人に移管する手続きをおこないます。

移管の手続きは通常、3日～2週間程度かかります（資産の内容によっても前後します）。

▼めんどうな戸籍収集は専門家に依頼しましょう▼

「相続手続」のことなら

にご相談ください !

専門相談員が無料でお話を伺います

0120-992-150

Webで無料相談はこちら

「相続手続」のことなら

にご相談ください !

電話で無料相談

Webで無料相談はこちら

松井証券の残高証明書の発行方法

残高証明を発行するときは、お客様サイトから請求します。発送には請求日を含め4営業日ほどかかります。

また、1通の請求につき1,000円（税込1,100円）の残高証明書手数料がかかります。

いい相続｜相続の無料相談と相続に強い専門家紹介

相続に金融機関の残高証明書は必要？｜残高証明書の取得や口座の有無の確認方法【...

遺産分割協議や相続税の申告をするときには、預貯金の正確な額を知る必要があります。預金通帳を確認することでもおおよその内容はわかりますが、より正確にわかるのが、残高証明書です。相続のために被相続人の口座の残高証明書を取得するには手続きの方法以外にも注意しなければいけない点があります。この記事では、残高証明書の取得の方法、相続で残高証明書がどのようなときに必要なのか、取得するときの注意点、被相続人の口座が把握できていないときの探し方などをご紹介します。残高証明書とは残高証明書とは、「指定の...

▼まず、どんな相続手続きが必要か診断してみましょう。▼

松井証券の概要

松井証券は1918（大正7）年に松井房吉商店として創業された長い実績をもつ証券会社です。その一方、1995年からインターネット証券に参入し新しい取り組みを続けていく企業でもあります。

松井証券の特徴としては、投資初心者やインターネットに慣れていない人でも、オペレーターと画面を見ながら電話応対が受けられる点です。

そのほかにも、スマホアプリで簡単に取引できる点や、無料で使える独自の株式情報分析サービス「ネットストック・ハイスピード」など他社にはない魅力があります。

▼忘れている相続手続きはありませんか？▼

この記事のポイントとまとめ

松井証券の手続きについて説明しました。最後にこの記事のポイントをまとめます。

松井証券での相続手続きをするときは、まず、故人がどこの支店に口座をもっているのかを調べ明らかにする必要があります。手続きは、遺言書がある場合、相続人が複数いる場合などで異なるため、自分の場合はどのような手続きが必要なのかを聞き、戸籍謄本をはじめとした必要書類を集めます。提出後、書類に不備がなければ2週間程度で完了しますが、不備があった場合は長引く可能性があるので余裕をもって手続きをしましょう。

松井証券での相続手続きは戸籍謄本などの書類が必要となり、書類に不備があればそれだけ回数は増えます。

必要書類には法定相続人全員分提出しなければいけないものも多いので、意外と手間がかかると思う人もいるでしょう。

また戸籍謄本などは役所があいている平日しか取得できず、手続きをされる方が会社勤めの場合は平日に時間をとるのは大変な方もいるかと思います。

なかなか時間が取れないという方は、行政書士などの専門家に手続きを依頼してみてはいかがでしょうか。

いい相続ではお近くの専門家との初回無料面談をご案内しておりますので、お電話またはメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

▼銀行口座の相続手続きは行政書士に依頼しましょう▼

「相続手続」のことなら

にご相談ください !

専門相談員が無料でお話を伺います

0120-992-150

Webで無料相談はこちら

「相続手続」のことなら